軽貨物ドライバーである以上、一番『頭を悩ませる経費』それがガソリン代です。
宅配でもフルタイムで100km/日くらい走らせるのではないでしょうか?
用途や規模によってカードの割引や還元ポイントは様々です。
実際に何十種類ものカードを紹介しているサイトもありますが、結論から言うと・・・
『世に出回っているカードでリッター何十円も安くなるカードなんてありません。』
大手企業さんとかになると大口になるので、何十円単位の割引はあるかも知れませんが、
個人事業で1人でやるのであれば無縁と言っていいでしょう。
ということなので、今回は紹介するカードは
『フリー(個人事業主)になりたての方』に絞ってですが、2種類のカードだけです。
【ENEOSカード】
石油系クレジットカードの中でも会員数NO.1の超メジャー級カードなので、
「え、結局それなの?」と思われるかも知れませんが、私は言います。
「はい!これしかないくらいです!!」
用途に合わせたカードを3種類の中から選べます。

- タイプC:使えば使うほどキャッシュバック
- タイプP:ポイント還元に強い
- タイプS:あまり使わなくてもお得なスタンダード
『ENEOS CARD:C (キャッシュバックタイプ)』

年会費: 1,250円(税抜き)(初年度無料)

私はこちらのタイプCを契約しました。
正直、軽貨物運送をメインにしている方は他の2枚見ないでコレで決まりで良いと思います。笑
★普通に使っていれば4円引き・・・
1か月の利用金額によって割引額が変わることを不安に感じる方もいらっしゃると思いますが、
軽貨物をメインにしていればガソリン代は黙っていても20,000~35,000円くらいいきますよね?
その時点でもう4円引きです。
★そこまでハードルの高くない7円引き・・・
7万円もハードルが高く感じると思いますが、カードの利用額には
携帯代・電気代・ガス代・ショッピング・飲食代などをこちらのカードで支払えばOKなので、
結構いけます。笑
例をあげると・・・
- ガソリン代:25,000円
- 食費 :20,000円
- 通信費:11,000円
- 光熱費:7,000円
- 買い物:10,000円
※上記の生活費部分は一人暮らしの全国平均を参考にしています。
★年間1万円以上ガソリン代がお得に・・・
次に7円/Lの割引で年間どのくらい経費削減できるのか例をあげて見ていきましょう。
設定1: 1か月22日稼働で1日100kmの走行とする
設定2: 車両の燃費は15km/Lとする
設定3: ガソリン代はレギュラー138円/Lとする
この場合、月の走行距離は22日×100km=2200km
これを燃費15km/Lの車両に当てはめると2200÷15=147L(※0.1以下四捨五入)が
月に使用するリッター数になります。
147L×138円=20,286円/月
この金額が月に掛かる通常のガソリン代です。
これが7円/L引きになるとどうなるでしょう?
147L×(138円-7円)=19257円/月
となり、月1,029円割り引かれることになり、
年間で12,348円もガソリン代を削減できることになります。
個人事業主には大きいですよね。
★キャッシュバックのサイクルイメージ・・・
一つ注意事項があるとすれば、1か月目と翌月の2か月間は2円/Lの割引になります。
キャッシュバックのサイクルイメージは以下になります。

※入会後の当月と翌月のガソリン・ご利用金額については2円/L引きとなります。
※値引き単価の適用は、本人・家族カードでのガソリン・軽油のご利用の合算で毎月150Lまでとなります。
※値引き単価決定の対象には各種手数料・年会費等の金額は含まれません。
※1ヶ月目のカードご利用金額に応じて値引き単価をご案内し、3ヶ月目のガソリン・軽油のご利用金額に対しご請求時に値引きします。
※事務処理上の都合で上記スケジュールのとおり値引き単価に適用されない場合がございます。
※カードのサービス特典について一部対象外のENEOSサービスステーションもございます。
※他の割引・優待サービス等を利用されて、カード特典での値引き金額が売上金額と同額または上回った場合、カード特典値引きは適用外となる場合があります。
引用元:http://www.noe.jxtg-group.co.jp/
『ENEOS CARD:P (ポイントタイプ)』

年会費: 1,250円(税抜き)(初年度無料)

ENEOSでの給油、洗車、オイル交換などで3%のポイントが貯まるります。
(※一部サービスステーション対象外)
ある程度給油も多く、メンテナンスの機会も多いヘビードライバー向けです。
『ENEOS CARD:S (スタンダードタイプ)』

年会費: 1,250円(税抜き)(初年度無料)
※年1回以上のカード(Apple Pay・QUICPay・ETC含む)
のご利用で次年度の年会費は無料。



前の2枚のカードは必ず年会費1,250円(税抜)が掛かりますが、スタンダードタイプだけは
1年に1度でもカードを使用すれば翌年の年会費が無料になるので、持っているだけでも
お得なカードになっています。
以上、用途によって選べるENEOSカードの紹介でした!!

【 ETC協同組合/ガソリン法人カード 】
こちらのカードは、上記で紹介したENEOSカードや他のクレジットカードで審査落ちした際の
最後の砦としてお勧めします。
★以下概要です↓
- 出資金1万円(組合退会時に返金)
- 発行手数料/無料
- 年会費/無料
- 事務手数料/無料
- ガソリン価格/全国平均価格より毎月末に算出(後決め方式)
- 月末締め翌月末日口座振替
★カード作成の申請に必要なものです(個人事業主)↓
- 確定申告写し(コピー)
- 代表者運転免許証等の身分証明書(コピー)
- 車検証(コピー)
クレジット審査は無いですが、協会規定の審査はありますので
要望に応えられない場合もあるということは確認しておきましょう。
まとめ
経費を節約する事って大切ですよね。
なぜなら、その浮いた経費は別のことに生かせるからです。
例えば、古くなった台車を買い替えるだけで、あなたの仕事と向き合う姿勢を無意識に評価する荷主さんも少なからずいると思います。
ゆとりを持って仕事をするためにも、日々の細かい積み重ねも意識してみましょう。
今回、軽貨物に携わるフリーの方には一番初めに紹介した『ENEOSカード/Cタイプ』が本当におススメだったので、他のカードへの熱量があまりないことはバレていると思います。笑
正直、記事を書くことによって得られるアフィリエイト収入もあります。
ただ、自分が契約していないものを紹介するのも心もとないので、
私の記事では、自身が契約したり購入して良かったものや、購入してみようかなと思うものを主に記事にしています。
なので、長ったらしく書いてあるものは、本当に良いと思っているんだなと思って見てみて下さい。笑
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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